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一人歩き、ひとり歩き

ひとりあるき

 ひとり歩き(一人歩き)とは、同行者がなく一人で歩くこと、また、他者の助けを借りないで自力で歩くことをいう。高齢者について「ひとり歩き」というと行方不明を心配するが、幼児の「ひとり歩き」は周囲の大人を喜ばせる。

また「ひとり歩き」は、ある人が発した言葉や行っている活動が、その人のコントロールを離れて、勝手に世間で広まっていく状況を言い表す慣用語として「何気なく言ったひと言がひとり歩きして困っている」などと使う。これはどちらかというと高齢者の「ひとり歩き」に近い現象である。世に広まっている流行語の数々は、ほとんどが「ひとり歩き」している言葉であるから、言いかえるとしたら「徘徊語」とでもなるのだろう。

​(VP KAGAMI)

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