さっぱり

さっぱり

 さっぱりとは、なにものかがきれいになくなる様子を表した言葉。その「なにものか」がゴミや汚れのようなものであれば、「部屋がさっぱりした」「顔がさっぱりした」などプラス評価の表現に、お金や記憶のようなものであれば「売り上げはさっぱりだ」「きれいさっぱり忘れた」のように、マイナス評価の表現になる。

 さっぱりの「さっぱ」は、「さわやか」の「さわ」が促音化したものと見られ、「さわやか」の、スッキリ感が引き継がれた言葉と言える。はっきりと、すっきりとという意味の「さっぱと」という使い方がまず室町時代頃に現れているが、「説破(せっぱ)」とか「喝破(かっぱ)」とか、相手を脅すためにぱーぱーツバを飛ばしながらものを言うのが好きな禅宗の僧の間でよく使われていたようだ。「さっぱと」は、江戸時代に入って「さっぱり」と変化し、禅僧のほか一般にも広まったようである。(VP KAGAMI)

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