裏目に出る

うらめにでる

 裏目に出るとは、ものごとが期待とは逆の進みや結果になるという意味で、「あの人に任せたのが裏目に出てしまった」のように使う。よい結果を期待したのに悪い結果になると言ってもよいが、ライバルが失策を犯すのを期待している場合は、悪い結果を期待したのによい結果になるのが裏目に出るということなので、一概には言い切れない。

「裏目」はサイコロの反対側の目のこと。サイコロの場合、一つの目に賭けていたら、側目または横目(どちらにしても、そんな言い方はないと思う)が出ても悪い結果には違いないが、一か八かの勝負師(一か六か、と言うべきか)にはそんな細かいことはどうでもいいのである。

 ところでこの句、「裏目『が』出る」と言ってもよさそうなものだが、「が」とした場合、自分はなにもしていないが自然のなりゆきで悪い方向にものごとが進んだという意味あいが強くなる。「に」とすることで、自分の行為(サイコロの1に賭けた)により、悪い結果を招いてしまった(6の目が出た)という、自己責任感が強く印象づけられることになる。

(KAGAMI & Co.)

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