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舌足らず

したたらず

 舌足らずとは、滑舌が悪いこと、説明不足であること。政治家が発言や説明の誤りを指摘されると、「舌足らずで、申しわけありませんでした」と言い逃れする。この場合の「舌足らず」は「説明不足」の意味であり、滑舌が悪くて謝罪しているのではない(ニュースがうまく読めないアナウンサーじゃあるまいし)。

「舌足らず」は直訳すれば、舌が短いことという意味だが、確かに、舌が短いと滑舌は悪くなりそうだが、舌が短いことと説明不足にはなんの関係もない。「説明不足」の場合の「舌」は、「言葉」の比喩であり、そうなると「足らず(不足)」も長さが不足しているのではなく、言葉数が不足しているという意味になる。

「舌足らずでした」と謝罪する政治家は、自分の発言が誤っていたとは認めず、説明不足で誤解を与えたと言いたいわけだが、それではと、あらためて説明しなおすと返ってドツボにはまるというのはよくある話である。

(VP KAGAMI)

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