泣きを入れる、泣きが入る

なきをいれる、なきがはいる

 泣きを入れるは、泣いて懇願する、謝罪する、泣きが入るは、泣いて懇願される、謝罪されるという意味。「B社から泣きが入った。しかたないから今回はB社に発注するか」などと使われるように、他に説得の手段がないのでA社に受注を取られまいと、「この仕事をA社にとられると会社がつぶれちゃうんですよ~」などと(それはそっちの都合じゃねえか…みたいな)、なりふりかまわず必死の姿を見せるのが「泣きを入れる」である。

 「泣き」は「泣くこと」、「入れる」は「電話で一方を入れる」のように、連絡する、伝えるという意味。「泣きを入れる」はつまり、「私は泣いています ベッドの上で(「みちに倒れて だれかの名を呼び続けてます」でもいいや)」という醜態を相手に伝えるということであり、相手にとってはちょっと迷惑な状況ではある。

(KAGAMI & Co.)

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