死人に口なし

しにんにくちなし

 死人に口なしとは、死んだ人は言葉を発しないという意味で、死者からは直接証言を得られないということ。「直接」と言ったのは、近年はビデオメッセージを残すような不届きな死人もあるから。また、特殊な事情を除いてほとんどの死者には口はあるが、ここで「口」は「言葉」を意味する。または、「口なし」は「口をきかない」という意味とも受け取れる。「死人に口なしというから、都合の悪いことはぜんぶアイツのせいにしちまえ」などと、どこかの悪党が言うように、たいていは悪だくみの際に用いられる。(KAGAMI)

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