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堂堂巡り、堂々巡り、堂堂回り

どうどうめぐり

 堂堂巡り(堂々回り、どうどうめぐり)とは、考えや議論が同じことの繰り返しで前に進まない状況を言う。同じことを繰り返す議論の例えに「水掛け論」があるが、「おれは正しい」「おまえは間違っている」と同じ言葉をただ言い合う「水掛け論」に対して「どうどうめぐり」は、「おれは正しい、なぜなら…」「それは違う、なぜなら…」とディベートが進むように見えて、結局は「おれは正しい」「おまえは間違っている」に戻ってしまうという状況を言い表している。つまり「どうどうめぐり」のほうが、精神的な疲労感と時間のムダさ加減が激しいということである。

 堂堂巡りは、本来仏教の用語で、祈願や儀式のために仏像やお寺のお堂の周りを何度も回る行為を言う。その行為の類似性から、みんなで手をつないでぐるぐるまわる子どもの遊戯の名称として使われている(やる意味がわからないが、人間回転木馬みたいな快感が得られるのだろうか。最近の子どもも「意味わかんねえ」らしく、そんな遊技をしているのは見たことがない)。

 また近年では、日本の国会の採決方法で、全議員が列を作って順番に演壇上の投票箱に投票するものを「堂堂巡り」と言っているようだ。国会の議場のレイアウトから、列を作った議員が輪になっているように見えるのでその言い方が採用されたようだが、いくら議論してもどうどうめぐりで解決しないから採決に持ち込んだというような皮肉の意味はないらしい。(VP KAGAMI)

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