四角四面

しかくしめん

 四角四面とは、真四角(正方形)であること。そこから、ルールや節度を守り、真面目で堅苦しい性格を言い、「四角四面のやぐらの上で」(『八木節』の歌詞)、「あいつは四角四面だから、つきあっていて面白みがないんだよ」などと使われる。前者の歌の主人公は「三角野郎」(とんがったヤツってことかな)、後者はぐだぐだに崩れた性格の人物の発言であり、いずれも「四角四面」とは距離を置きたがっている気分が表れている。

 蛇足だが、「四角四面」を字義通りに受け取るなら、四角(正方形)の面で構成される四面体となるが、同形の正方形の面からなる立体は正六面体であるから、この言葉は正確には「四角六面」と言うべきで、正四面体だったら三角(正三角形)からなるので「三角四面」と言わなければならない。また、真四角であると言いたいなら、中国語のように「四角四方」と言ったほうが正確であろう。(ホントに蛇足だったね)

(KAGAMI & Co.)

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