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関連用語
ピョンピョン
ぴょんぴょん
ピョンピョンとは、子どもや動物などが何度も飛び跳ねるさまを表す語。江戸時代初期には「ピンピン」という言い方がそれに相当し、「ピョンピョン」が登場するのは近代以降のようである。現在でも、魚が陸に揚げられてバタバタしている姿を「ピンピン跳ねている」などと言うが、ウサギやカエルが跳ねるありさまはピンピンではなく「ピョンピョン」と表す。その違いはなにかと考えると、「カワイイ」かそうでないかであろう(カエルについては個人差あり)。魚とウサギの違いは言うまでもないが、人間でも子どもの場合は「ピョンピョン跳ねている」が似合うが、大人ではむしろヤバいヤツのような印象がある。誰が考えたのか知らないし、なぜそうなるのかわからないが、「ピン」を「ピョン」と換えただけでカワイさが増すという発見はなかなかのものである。
(KAGAMI & Co.)