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鬼嫁

おによめ

 鬼嫁(おによめ)とは、夫を虐げる恐ろしい妻といった意味の俗語だが、尻に敷かれている夫が(ということは、大半の夫が)自虐的に自分の妻のことを言う場合、親しい人との会話でその人の妻をからかって言う場合(本人が加わっている会話の中では言わないほうがよい)などに用いる。「嫁」は息子の妻のことだが、関西地方では自分の妻のことをもいう。「鬼嫁」は、関西地方の「嫁」の使い方で一般化した語と考えられる。全国的な使い方に基づいて、親が息子の妻のことを「鬼嫁」と言うと、生々しい修羅場が想像され、ややこしいことになりかねないので、使用に当たっては注意が必要である。

​(VP KAGAMI)

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