食らいつく

くらいつく

 食らい付く(食らいつく)とは、しっかりと取り付くという意味で、スポーツの試合で監督が選手に「相手チームに食らいついてゆけ(相手が強いことを認めた弱小チームの言い草)」などと使う。噛みつく、あるいは噛みついて放さないという意味の「食いつく」の俗な言い方だが、興味を持って取りつくという意味合いの「食いつく」と比較すると、「取り付いて放さない」点が強調されている。この意味合いで似た言葉に「しがみつく」があるが、「しがみつく」は「地位にしがみつく」のようにネガティブなニュアンスで使われる。一方、「食らいつく」の方は、負けるに決まっているが死ぬ気で頑張れという、無責任なポジティブさが言い表されていると言える。

(KAGAMI & Co.)

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