落っこちる

おっこちる

 落っこちるとは、落ちると同意。落ちるを強めた言い方かと考えられ、関東地方の方言だという。私見だが、「落っこちる」は、「落ちる」より、より重く大きいものが落ちた感じ、および落下距離と速度の大きさ、衝撃度、「現在進行感」が強い表現のような気がする。つまり、「秋になって木の葉が落ちる」とは言うが、「秋になって木の葉が落っこちる」とは言わないし、「成績が落ちた」に対して「成績が落っこちた」は激しく成績が落ちた感じがあらわれているし、「財布を落とした」に対して「財布を落っことした」はいままさに財布が落ちた感が強い。

「恋に落ちる」という言い方があるようが、「落っこち」は、その昔、「恋に落ちること」を言い表した俗語だという。「恋に落ちる」はまだソフトランディングが可能な感じだが、「落っこち」となるとハードランディング感半端ないという恋への落ち方である。

 (KAGAMI & Co.)

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