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採算が取れる

さいさんがとれる

 採算が取れるとは、収支が引き合うという意味で、「あちこちから金を借りまくっているようだが、その商売は採算が取れるのかね」などと使う。要するに、最終的に赤字にならない、くだけて言えば、損をしない、少しは儲かるという意味であり、大もうけできそうな話にはこんな言葉は使われない。早い話、マルチ商法で「お友達を何人か勧誘すれば採算が取れますよ」なんて勧誘のしかたは絶対にしない。「お友達を何人か勧誘するだけでじゃんじゃん金が入ってきますよ」と言うのである。「採算が取れる」は、堅実でちまちまと稼ぐ商売に適した言葉だといえる。

 似た言葉に「採算が合う」がある。「採算が取れる」が採算を積極的に「取り」にいった結果、少しは儲けが出ると言っているのに対して、「採算が合う」は現状の仕事について黒字だ赤字だと言い争っている印象がある。つまり「採算が取れる」をもっとちまちまさせた言い草が「採算が合う」ということであろう。

 (KAGAMI & Co.)

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