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カテゴリー:慣用句

カテゴリー:感覚、感情、精神状態

心ここに在らず

こころここにあらず

 心ここに在らずとは、気持ちが集中できないという意味。「知人の訃報を聞き、彼は心ここに在らずのありさまだ」などと使う。精神がここ(普段ある場所…といってもどこにあるのか詳しくは知らないが)にない(じゃあ、どこにあるのかと問われても困るが)ということで、他のことに心が奪われている状態を表している。つまり、授業中の学生の精神状態を表したものである。中国の古典『大学』(『礼記』が原文)に「心不在焉 視而不見…(心ころに在らざれば、視れども見えず…)」とあるのが原典で、「心が奪われていると、見えていてもちゃんと見ることができず、聞こえていてもちゃんと聞くことができず、ものを食べてもその味がわからない。人格や行いを正すには、集中してものごとを受容しなければならない(ボーッとしてないで、オレの言うことをちゃんと聞け by先生)」と続いている。現代の知覚心理学の本質を言い表した言葉とも言えるが、知覚心理学は先生のぼやきまでは扱っていない。(VP KAGAMI)

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