べろべろ、べろんべろん

べろべろ、べろんべろん

 べろべろ、または、べろんべろんは、泥酔した様子を表す擬態語。「べろべろ」は、ものをなめる様子を表す言葉としてよく使われるので、「お父さんがまたべろべろに酔っ払って帰ってきた」のように、「酔う」という言葉を加えないとややわかりにくいが、「べろんべろん」のほうは「お父さんがまたべろんべろんで帰ってきた」というだけで、ものすごく酔っ払っていることがわかる。「べろんべろん」はつまり、酔っぱらいの皆様御用達の用語と言えそうだ。

 酔っぱらいを表現する場合は、べろべろもべろんべろんも、ものをなめる姿とはあまり関係なく(酔っ払って隣の人のほっぺたをなめまくる「なめ上戸」なんてのがあれば、それもアリだが)、酔ったために呂律が回らなくなり、「ラ」行がはっきり発音できないありさまを表現しているものと思われる。発音のしかたも、なめるほうの「べろべろ」は「べ」にアクセントが置かれる(やや高音で発声する)が、酔っぱらいの「べろべろ」は平坦に発音するので、違うなりたちの言葉であることがわかる。

(KAGAMI & Co.)

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