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伽藍堂、がらんどう

がらんどう

 がらんどう(伽藍堂)とは、仏教寺院の建物を意味する「伽藍堂宇(がらんどうう)」の略。仏教寺院は大きさの割には中にあまり物が置かれていないからか、「がらんどう」はからっぽの大きい空間を例えていう慣用語として用いられている。日本の大半の家は規模が小さいので、貧乏で家具がなにもなくても「がらんどう」とは呼ばれない。売れない芸人が登場していて、劇場に観客がまばらな状態を「がらがら」と表現するが、これも「がらんどう」からきている。売れない芸人は「がらんどう」と呼ばれるほど大きな劇場には出演できるはずもないので、代用の「がらがら」で済まされているのである。

「伽藍堂」は中国ではからっぽの空間を意味する語としては使われていないようだ。日本でからっぽの「がらんどう」の意味で使われるようになったのは、おそらくからっぽの「空(から)」の影響があると思われる。(VP KAGAMI)

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