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御足、お足

おあし

 お足(御足)とは、お金のこと。「足」に接頭語「御」をつけた女房詞(宮仕えの上品なおねえさま方の言葉)だという。過去の使用例などを見ると、穴あき線、つまり小銭のことを言った場合が多いようで、そのせいか今でも「お金がない」というと、生活に苦しんでいるわれわれ同様の貧乏人がイメージされるが、「お足がない」というと、手ぶらで外出してしまいたまたまその場で使う金がない、もしかしたら金持ちかもしれない人が想定される。

 お金を「足」というのは、金策のために走り回っている人にとっては同感できる例えかもしれないが、そうではなくて、お金は足があるかのように人の間を行ったり来たりするものだという中国の例えから来ているようだ。また、西晋(265~316)の風刺文「銭神論」の「(金は)足無くして行かんと欲し、翼無くして翔けんと欲す」からとも言われる。しかし、後者の場合「足がないのに行っちゃうんだね」と言っているので、それをもって「お足」の語源とするのはかなりムリムリであるような気がする。

(KAGAMI & Co.)

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