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乗り掛かった船、乗りかけた舟

のりかかったふね、のりかけたふね

 乗りかかった船(乗りかけた舟)とは、いったん船に乗ってしまえば、後は目的地に着くまで船にまかせるしかないことから、やり始めたら最後までやり続けるしかないという意味で使われる。「途中で投げ出さず最後までやりとげろ」というポジティブな提言ではなく、「いまさら後に引けない、続けるしかない」というネガティブでやけくそな気持ちを表現したものである。「続けざるをえない空気」によって、結果の見えない事業をやり続けてしまうという性向は、日本人の弱点として指摘されることが多いが、しかし一方で、すぐに結果が出ない研究にも、「やりかけたことだからしょうがねえ」と黙々と打ち込む姿勢(すみません、本人はやる気まんまんだと思います)がノーベル賞受賞者を生んでいるのも事実であり、「乗りかけた舟」や「引っ込みがつかない」精神を必ずしもネガティブに捉える必要はないのかとも思える。(KAGAMI & Co.)

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