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釜揚げうどん

かまあげうどん

 釜揚げうどんの「釜揚げ」とは、釜で茹でたままの状態で提供される食材のことを言い、要するに「茹でっぱなし」。うどんのほかにしらすや桜エビの釜揚げ料理がある。

 釜揚げうどんは、讃岐うどんのメニューのひとつとして知られる。通常讃岐うどんは茹でたあと水で締めるため、歯ごたえが強くなるが、釜揚げでは締める作業がないのでお湯の中でどんどん柔らかくなる、つまり「伸びる」。したがって、讃岐うどんの固めの麺が苦手な人には適した食べ方で、うどんはやわからいに決まっとるやろ、または、決まっとるばい(方言違うかも)と小うるさい関西人や九州人に対応したバージョンではないかと思われる(そこまで意識していないか…)。

 なお、釜揚げの「揚げ」は油で揚げる(フライ)ことも意味するので、麺を油で揚げる焼きそばみたいなものかと勘違いする人もいるが(私だけか?)、この「揚げ」は「上げ」と同じであり(国旗掲揚を国旗をフライにするとは誰も考えないように)、フライを意識する必要はない(誰も気にしていないってば)。(KAGAMI & Co.)

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