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遠足

えんそく

 遠足とは、学校の特別活動の一つで、徒歩を主とした日帰りの旅行のこと。社会見学やレクリエーションを目的として遠出することで、公共性や集団行動を身に付けるねらいがあるそうだ。ふだんは檻に閉じ込めた動物を管理している教員たちは、この日ばかりは野放しの野獣を何十匹も引き連れて歩かなければならない、その緊張感たるもの並大抵ではない。子どもとしては、家でゲームでもしていたほうがラクなのだろうが、学校で勉強するよりはましなので、遠足の日を楽しみにしている。

「遠足」はもとは、単に徒歩で遠くへ行くことを意味していた。したがって、もとの場所に帰ることは意味に含まれていないが、「遠足」したまま家に帰らなければ「家出」とか「徘徊」などと名称が変わることになるので、「もとの場所に帰ることも織り込み済みの遠出」と定義してもよいかと思われる。(KAGAMI & Co.)

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