訓誡

くんかい

 訓戒とは、教え誡めること。また、会社など組織における処罰のうち、最も軽いもの。「だめじゃありませんか。二度としないでね」と上司にしかられるくらいの処罰であり、訓告、戒告などとも言う。会社の金を一億円ちょろまかした程度では訓戒で済む場合が多い(厳重注意:まったくのウソです。懲戒解雇ものです。よい子はマネしないでね)。訓戒の上には、減給、停職、降格、解雇など、より重い罰が控えている。

「訓」という字には、訓辞、訓話、教訓、遺訓などのように、教え諭すという意味があるが、同じ「教える」と比べて「偉そうに教える感」の強い語である。例えば、訓話(教え導く話)は教師が生徒に対する話でもよいのだが、やはりここは校長先生クラスに出てきてもらわないと様にならない。「訓」は古く「順」と同義で、いずれも地霊をなだめる儀式と関連があったらしい。おおもとは、河川に対する儀式(氾濫しないでね、みたいな)だったため「川」の字が付いていると考えられるそうだ。

(KAGAMI & Co.)

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