top of page

この日本語辞典の使い方(ホーム)「て」で始まる言葉>手を焼くの意味

カテゴリー:慣用句

 

手を焼く

てをやく

 手を焼くとは、取り扱いに窮するという意味で、「素行の悪い息子に手を焼いている」などと使う。「焼く」は、火をつけて燃やすという意味なので、「手を焼く」はどんな拷問か刑罰か、豚足のことか(つまり、前足を焼くわけですな)と勘違いしそうだが、この場合の「焼く」は「世話を焼く」と使う場合の、気を配る、めんどうを見るという意味の「焼く」。これは「胸を焦がす」というときの、心を悩ましている状態をいう「焼く」から来ており、心を悩まして、つまり心配して相手を気づかうという慣用的な意味合いとなる。(VP KAGAMI)

bottom of page