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返済

へんさい

 返済とは、借金につきものの残念な行為。「借りた金は返せよ」というのが世の常識のように言われているが、正確には「借りた金は色を付けて(利息を付けて)返せよ」が常識である。借金は返済しなければならないが、もらった金にしてもなんらかのかたちでいくらかの返済は必要である。その点、相手が死んでしまっている遺産金などはその心配もなく使い心地のよい金だと言える。しかし、そうはさせじと税務署が本人の代わりに乗り込んできて(金を借りた覚えもないのに)相続税を要求するので、やはり借りる方からみれば借りた金は行って来いではすまされないのである。

(KAGAMI & Co.)

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