コロナウイルス問題について 補遺1 全数検査の盲点、マスク再び

ころなういるすもんだいについて ほい1

 終わったと宣言しておいていきなりの再開は、靴屋の閉店セールみたいだが、気づいたことと書き残したがあるので補遺として書き残す。

●以前私は、PCR検査数を増やせば、陽性者の活動を自粛させ、感染防止に役立つと述べた。これは正しい認識だと思う。しかし加えて、陰性者の日常生活への復帰を早めることができると考えていたが、これは誤りであった。よく考えてみれば、PCR検査によって分別される陽性者と陰性者は、「活動を自粛すべき人」と「今後感染の可能性のある人」という区別にすぎない。ということは、もしかりに「全数検査」が行われたとしても、本気で感染防止をしたければ、陰性の人、すなわち「今後感染の可能性のある人」に対して繰り返し検査をしなければならないし、その人たちを守るために国民はあいからわず「自粛」を続けなければならないのである。

●マスクは役立たないという世界の専門家について、3月末に私は反論記事を書いてマスコミ各社にも送りつけた(全てボツ)。その原稿には書いたものの、このコラムには書き落としたことがあるので、いま記しておく。

海外のある科学者は言う。「マスクは感染防止の役に立たず、汚れたマスクをさわることで感染リスクがかえって高まる」。また、言う。「医療用でない粗末なマスクは隙間からウイルスが侵入し、危険である」。「汚れたマスク」や「隙間から」のリスクはおっしゃるとおりかもしれない。しかし、この人たちは肝心なことを見落としている。つまり、マスクが汚れ、さわっただけでも危険であったり、隙間からウイルスが侵入して感染してしまうような、そんな空間に「マスクなし」でいたらどうなるのか? ということ。ウイルス浴び放題、吸い込み放題ってことでしょうが。(もとの原稿と言っていることは同じですが、書き方を変えています)

●3週間ほど前にこのコラムで、シンガポールと台湾に注目だということを述べた。シンガポール政府は「健康な人はマスクをするな」と言い、かたや台湾は世界に冠たるマスク大国である。残念なことに、これについてはどうやら結果が出てしまいそうである。台湾は4月15日、感染者ゼロを記録した(しかし、油断は禁物だよ……なんてことは、台湾政府は百も承知だと思う)。一方、シンガポールでは感染者が前日比約400名増である。シンガポールは死亡者が少なく健闘しているが、はやめに政策を転換しないと感染拡大は免れない。

(KAGAMI & Co.)

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