コロナウイルス問題について 23 爆発的感染は起きない、しかし…

ころなういるすもんだいについて 23

 4月5日、世間はもう「爆発的感染」は不可避だという論調一色だが、私はまだ爆発的感染はないと見ている。しかし私がここでそんなことを言ったってなんの意味もない(どころか、私に少しでも影響力があったら有害でさえある)。爆発的感染が起こると考えてあらゆる準備をしておくことが必要である。いまはただ、爆発的感染への準備が整ったうえで、「大山鳴動して鼠一匹」となるのを祈るばかりである。

 これまで書いてきたように、私はただなんとなく爆発的感染はないと考えているわけではない。そう考える理由をここでまとめておきたい。

●欧米諸国と違い、日本でなぜここまで感染拡大が引き伸ばされてきたかをよく考えなければならない。それは単純に「検査数が少ないから」で片付けられる問題ではない。死者数を基準に見れば「比較的抑えられている」という判断が誤っていないと言える(感染死とカウントされていない例も少なからずあるだろうが、その場合、その患者を扱った医院で集団感染が発生するはず)。

●自粛できる国民性。この特集コラムの第一項ですでに述べたように日本は、強硬な措置を取ることができない政府にかわり、国民の「民度」「民力」で感染拡大を抑え込んできた。この姿勢に加え、東京都などの「お願い」に国民が応えれば、感染は防止できると考える。

●マスクの普及。最初からしつこく言ってきたように、欧米が無視するこの要素は大きい(米国、というかトランプ大統領は、ようやくそれに気づいた)。感染は「マスクをはずさなければならない集まりや接触」で主に発生している。マスク着用はもっと広げなければならない。

●北海道の成功例。感染が拡大した段階で北海道は比較的強い措置を取った(それでも「お願い」のレベルだが)。道民がそれに答えて感染拡大を防いだ。それが希望だ。

 逆に、爆発的感染が否定できない要素もあげておこう。

●10日程前からの感染拡大は、これも私が以前言ったように、人々の「油断」につけこまれた結果である。少なくなったとはいえ、マスクをはずさざるをえない集まりが(油断があって)続けられていたところへ、海外からの感染者が加わったことが感染拡大の原因と私は考えている(海外帰国者を責めるつもりはまったくない)。その「油断」がどの程度だったか把握できないのが不安要素だ。北海道の場合、この不安要素がまだ少なかった。

●「お願い」に応えられるか。日本人は全体的に民度が高いとはいえ、もちろん例外もある。「お願い」に応えられない人が多ければ、感染爆発する。その数も把握できない。

(KAGAMI & Co.)

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