コロナ問題 挿話1-2 超過死亡者の予想

ころなもんだい そうわ1-2

●疑問その3:最近の厚労省による抗体検査の結果、想像以上(というか以下)にコロナに感染していたと思われる人の数が少なかった。東京都の抗体保持者は0・1%。人口比で換算するとせいぜい1万4000人である。3、4月の超過死者数をすべてのコロナ死とすると(他の月は発表者、超過死亡者ともに少ないので)、致死率(死者÷感染者)約10%であり高すぎる。

(反論:ソフトバンク社の調査では、医療関係者以外の抗体陽性者は0.2%だったので、致死率は5%となり、発表されている感染者と死亡者の比率とほぼ同数となり、「超過死亡=コロナ死」説に信憑性を与える)

 

 それでは、超過死亡の死者についてコロナ死以外の解釈はなりたつだろか。

●インフルエンザや持病の悪化なのに、コロナを疑われて、または、発熱後4日といった検査の条件を患者が律儀に守ったために、十分な治療を受けられなかったケース:4月初旬に亡くなった相撲の力士は、運の悪いことに感染者のピークだった10日頃に体調が悪化し、親方が相談窓口に電話したがつながらず、病院をたらい回しされて症状は改善されず死にいたったという。力士の場合は、結局コロナに感染していたことがわかったが、他の病気で緊急医療が間に合わず亡くなってしまったケースも多いのではないかと考えられる、

 

 以上から、超過死亡者がコロナによる死かそれ以外であるかにかかわらず、3月、4月当時の医療機関、検査機関の逼迫という事情と深く関係していると私は考える。したがって、検査機関や医療機関に余裕のできた5月は、疑わしい患者は検査され、コロナ以外の患者の治療も十分に行われるだろうから、超過死亡者は、発表されるコロナによる死亡者の数にかなり近づくはずである。

 もっとも、それがわかっても3,4月の超過死亡者のどの程度がコロナによる死者であるかは、判断がつきにくいことにはかわりない。(KAGAMI & Co.)

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